| 2007年10月11日 |
| Basell のSpheripol 法 PP能力、累計で20百万トンに |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
Basell は8日、カタール石油がメサイード工業都市に建設する新しい年産70万トンのPPプラントに同社のSpheripol 法が採用されたと発表した。 建設するのはカタール石油の子会社のQatar Intermediate Industries Holdings が70%、韓国の韓南石油化学(ロッテグループ)が30%出資するJVで、PPのほか、エチレン、プロピレン、ベンゼン、SM(600千トン)、PS(220千トン)を生産する。エチレンからプロピレンへの変換設備も設置する。 本年7月に合弁契約を締結した。予算は26億ドルで、2011年に生産開始の予定。基本設計と建設管理業務はFoster Wheeler が受託している。 Basellは本件の成約により、同社のSpheripol 法を使用するPPの累計能力が20百万トンの大台を突破したとしている。 経産省化学課の「世界の石油化学製品需給動向」によると2007年の全世界のPPの能力は47.8 百万トンとなっており、同法は約40%を占めることとなる。 |