2007年10月12日
石原産業、廃棄物の不法投棄問題で「第三者調査委員会」
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:石原産業

 四日市工場の廃棄物不法投棄をめぐる問題で、先に佐藤元取締役ら3名を刑事告発した石原産業は12日、不法投棄が行われた経緯や原因、再発防止策、責任の所在や処分などについて調査・検討するため「第三者調査委員会」を設置したと発表した。
 
 委員会メンバーは弁護士3氏で構成、委員長には元裁判官の播磨政明氏を委嘱した。委員会は今年末までに最終報告書を提出する予定。

 同社によると佐藤元取締役ら3名は、共謀して平成16年11月から12月までの間、同社四日市工場から発生する産業廃棄物の有機物残渣を焼石膏と混合した汚泥約257トンを、愛知県瀬戸市広之田地区及び同市余床地区に不法に埋め立て投棄した。