| 2007年10月18日 |
| ポリオレフィンの出荷、9月も軒並み前年割れ |
| 汎用5樹脂揃っての前年割れが2ヵ月連続に |
| 【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:なし |
ポリオレフィン3樹脂の9月の出荷数量は、いずれも前年同月を下回った。国内向けが揃って不調であったことによるもの。3樹脂揃っての前年同月割れは8月に続いてのもので、今年に入ってからは1月と合わせてこれが3度目。 PS(ポリスチレン)とPVC(塩ビ樹脂)も9月は8月に続いて前年同月を割り込んでおり、汎用5樹脂全てが2ヵ月連続で前年同月を下回るという極めて異例の事態となった。 ポリオレフィン各樹脂の9月の総出荷量は、LDPEが140,400トンで前年同月比13%減、HDPEが86,100トンで同19%減、PPが265,900トンで同6%減となっている。いずれも2ヵ月連続の前年同月割れだが、縮小率の大きさが目を引く。特にLDPEとHDPEは、05年5月いらいの2ケタの縮小となっている。 うち国内向けは、LDPEが122,800トンで同13%減、HDPEが77,000トンで同16%減、PPが236,800トンで同8%減となっている。この場合も2ヵ月連続の前年同月割れで、やはり縮小幅がこれまでになく大きい点が注目される。 これらの樹脂メーカーの多くは、こうした国内向けの大幅な縮小の要因として、9月の土曜日と日曜日がそれぞれ前年同月より1日多かったことによる加工メーカーなど需要家の9月の操業日数の減少と、各樹脂メーカーの値上げ表明によって生まれた6〜7月の前倒し需要の反動の二点を挙げている。 一方の輸出は、樹脂によって増減のばらつきが大きく、LDPEは17,600トンで同12%減、HDPEは9,200トンで同34%減、PPは29,100トンで同14%増となっている。 こうした結果、7〜9月期の出荷の累計も3樹脂全てが前年同期を下回るかたちとなった。国内向けがいずれも前年同期割れとなったことによるもの。輸出はPPが前年同期を18%上回り、LDPEも1%増えたが国内向けの落ち込みをカバーするには至らなかった。HDPEは輸出も17%減となっている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1192686139.tif |