| 2007年10月22日 |
| L-LDPEも国内向け出荷の不振が続く |
| 1〜9月計は前年同期を若干下回る |
| 【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:なし |
L-LDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)の9月の国内向け出荷量は61,373トンで、前年同月の実績を15.6%下回った。8月が前年同月比6.4%減となったのに続いての前年同月割れだが、縮小幅が異例と言えるほど大きい点が注目される。 9月の国内向けが著しい減少となったのは、圧倒的多数を占めるフィルム用が14.0%減となったのに加えて、加工紙用が13.4%減、パイプ用が21.1%減、押出成形用が19.8%減といったように全ての分野がかつてない大幅な落ち込みとなったため。7月に発生した値上げ前の先行需要の反動が出たせいではないかと見られている。 この結果、今年1月から9月までの累計は前年同期比1.6%減の587,756トンとなった。うちフィルム用は421,822トンで同1.2%減、加工紙用は33,504トンで同5.3%減、電線用は20,579トンで同4.1%減、射出成形用は27,885トンで同2.0%減となっている。 同じ低密度ポリエチレンでも、HP-LDPE(高圧法低密度ポリエチレン)の国内向け1〜9月合計は前年同期を0.4%上回っている。主力のフィルム用がプロテクトフィルム用の拡大によって前年同期と同じレベルにとどまっている点がL-LDPEとの最大の相違点ではないかと見られている。このままいくと、国内向け出荷の年計がマイナス成長に転じることになる。 一方の輸出も9月は6.1%減と不振であったが、1〜9月計は前年同期を9.1%上回る106,906トンに達している。しかし、同期の出荷合計は694,662トンで前年同期を0.1%下回っている。 |