2007年10月25日
コスモ石油、カタールの石油鉱区「ブロック3鉱区」契約調印
【カテゴリー】:経営(海外)
【関連企業・団体】:コスモ石油

 コスモ石油は25日、100%子会社のコスモエネルギー開発(木村彌一社長)が、同日(現地時間10月24日)、ウィンターシャル社(ドイツ)、プルタミナ社(インドネシア)と共同で、カタール政府との間でカタール国ブロック3鉱区の探鉱生産分与契約に調印したと発表した。
 
 コスモ石油グループでは子会社のカタール石油開発が現地で原油生産を行っており、今回のブロック3鉱区の取得により、現地での石油開発事業がさらに拡大できるとしている。
 
 <今回取得した鉱区の概要>
(1) 鉱区位置  カタール半島北方沖合い(鉱区位置図参照)
(2) 鉱区番号  ブロック3
(3) 鉱区面積 約1,600平方キロメートル
(4) 鉱区水深  0〜36メートル
(5) 共同事業者  ◇コスモエネルギー開発 35% ◇ウィンターシャル社 40%(オペレータ) ◇プルタミナ社 25%
(6) 契約形態  探鉱生産分与契約

  今後は新規の地震探査を行い、有望地域を選定の上、試掘井を掘削する。試掘に成功した場合、さらに油田の広がりを確認するため評価井を掘削する。商業規模の石油ガスの存在が確認できれば、生産井の掘削および生産処理・貯油出荷設備を設置し生産を開始する。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1193300119.tif