2007年10月25日
宇部マテリアルズ、半導体工場廃水用のリサイクル処理材を開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:宇部マテリアルズ

 宇部マテリアルズ(安部研一社長)は25日、モスハイジ(塩基性硫酸マグネシウム)の新しい用途として、半導体工場廃水のリサイクル用処理材「モスハイジ成形品」を開発したと発表した。
 
 大阪府立大学とノリタケカンパニーとの共同開発である「モスハイジ成形品の高強度化」、KNプラッツの試験プラントでの評価を経て、国内シリコンウェーハ工場及びCMP工程廃水処理プラントの稼働に成功した。
 
 同社は、石灰石を原料としたカルシア関連製品のトップメーカーで、海水中のマグネシウム分を原料としたマグネシアクリンカー(耐火物原料)を国内で唯一製造している。また、カルシア、マグネシアを主原料として独自のファイン製品を開発してきた。最近は環境関連分野にも積極展開している。


ニュースリリース
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写真
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