| 2007年11月01日 |
| 西安市が経済・医薬産業投資説明会、12日 東京で |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
中国陜西省の西安高新技術産業開発区(産業ハイテクパーク)は11月12日午後2時から、東京・大森市の隆邦医薬東京本部で市の医薬産業投資環境について説明会を開く。合わせて通信、航空宇宙、ソフトウエア、観光などの経済状況についても紹介する。 西安は中国政府が推進する西部大開発の中心地であり、古くは「長安の都」として栄えた都市。同国3番目の学術都市でもある。同開発区は53所ある中国高新技術産業開発区の中で、第4位の総合実力を持つ。 特に医薬産業では漢方薬の3大基地である秦嶺山脈を抱えており、中国政府が進める医薬改革の重要拠点となっている。また、西北地域最大の国有企業・陜西医薬集団がさる10月1日、日本の宮越商事と合弁による医薬流通会社の設立を決めている。 陜西医薬集団は傘下に20社、4研究機関を保有、活躍しているほか、外資系医薬企業で成功している西安ヤンセンファーマと合弁会社を持つ。こうした医薬品製造から販売に至る一貫ルートの確立で同集団の発展が期待されている。 12日の説明会では趙環・開発区管理委員会副主任が「西安高新区投資環境および医薬品発展の現況」、祁万江・陜西医薬集団副総経理が「中国医療改革の現状と陜西医薬集団の紹介、宮越集団の今後の販売戦略について」を講演する。 また、宮越邦正・宮越商事社長が同社の投資戦略について説明する。説明会への入場は無料、要登録。 問い合わせはTEL:03−3298−7111、FAX:03−3298−5260 |