| 2007年11月13日 |
| 寧夏回族自治区が観光・投資説明会 |
| 11月21日、東京プリンスホテルで |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
中国西部で甘粛省に隣接する寧夏回族自治区は11月21日午前10時から、東京、芝公園の東京プリンスホテルで「2007中国寧夏観光・投資説明及び商談会」を開く。参加無料、要登録。 問い合わせは国際貿易促進協会(TEL:03−6740−8271、FAX:03−6740−6160) 訪日団は李鋭・同自治区政府主席助理、張軍・同区弁公庁副主任、李春陽・同区旅遊局長ら60人で構成。日本側は国貿促が協力、日中経済協会、三菱東京UFJ銀行、みずほフィナンシャルグループ、三井住友銀行、信金中央金庫と中国大使館が後援している。 寧夏回族自治区は1958年にスタート、総面積6.64万平方キロ、総人口6,000万人。50種余の鉱産物があり、石炭資源は310万トンで中国第5位、埋蔵量は2,027トンで同6位となっている。石油、天然ガスの埋蔵量も豊富だ。 また、黄河の利用可能な水資源は40億立方メートル。電力資源も豊富で水力、火力、風力発電所が建設され、発電容量が664.5万キロワット、年間発電量が393億キロワットに達した。今後、1,000万キロワットに拡充する計画がある。 「西電東送」(西部で発電東部に送る)の火力発電の基地のひとつである。同自治区は豊富なエネルギーと非鉄鉱物資源を持ち、石炭、電力、金属、冶金、機械、軽工業、紡績、乳業、葡萄酒、農業、観光などの産業が活動している。加えて動植物の漢方薬資源が多く、国家級の漢方薬現代化科学技術産業の薬材基地の一つである。 観光で史前文化、黄河文化、大漢文化、シルクロード文化、西夏文明、イスラム文化などの史跡がある。寧夏銀川高原は賀蘭山東麓地区にあり、土壌、地理条件が仏ボルドーに似ている。このため葡萄栽培が盛んに行われ、中国4大優良葡萄栽培地区の一つである。 カシミヤの集散地としても有名で、年間流通量が中国の3分の1を占めている。産業開発のための土地資源、灌漑施設が豊かなのが特徴である。 |