2007年11月19日
三峡ダムの湖北省が投資環境説明会 12月4日 
省都・武漢中心に産業開発を展開
【カテゴリー】:海外
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 中国中部に世界最大の水力発電所・三峡ダムを持つ河北省は、12月4日午後2時30分から東京・虎ノ門のホテルオークラ東京で同省の投資環境説明会を開く。李春明・副省長、張達華・副秘書長ら政府幹部75氏が出席する。参加無料、要登録。
問い合わせは国際貿易促進協会(TEL:03−6740−8271、FAX:03−6740−6160)

 同省は中国中部・長江の中部流域に位置し総面積18.59万キロ、人口6,031万人。06年のGDPは1,000億ドルを超えた。内訳は第1次産業が152億ドル(構成比15%)、第2次産業が452億ドル(同45%)、第3次産業400億ドル(同40%)となっている。主力産業は光電子情報、自動車、鉄鋼、石油化学、機械、紡織、建材、食品など。

 また、江、河、湖が多く「千個の湖」や「魚米の郷」の別称を持ち、綿花、油菜、食糧、淡水魚の主要な産地である。武漢天河国際空港は中国中部最大。武漢、黄石、刑州、宜昌などの港湾は対外開放されている。

 交通は武漢を中心に鉄道、高速道路とも数多く発達している。省内には7つの国内空港、163の内河港湾がある。鉱産物は138種あり中国の80%を占める。水力発電は2,726万キロワット。武漢近郊にはホンダ、日産自動車、仏プジョーなどが進出している。観光資源も豊富で、世界文化・自然遺産登録の武当山、明顕陵や三峡ダムなどがある。

 同説明会は国貿促が協力、在日中国大使館、ジェトロ、日中経済協会、三菱東京UFJ銀行、みずほフィナンシャルグループ、三井住友銀行、信金中央金庫が後援している。