2007年11月20日
浙江省湖州市が12月13日に投資セミナー
太湖の南 長江デルタ経済圏 日系19社進出
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 浙江省湖州市の湖州経済開発区は12月13日午前10時から東京・紀尾井町のホテルニューオータニで、同区の投資説明会を行う。同市と同開発区管理委員会が主催、国際貿易促進協会が協力する。

 湖州市は浙江省の地方級市の一つで、同省の北端、太湖の南岸にある。長江デルタ経済圏で上海から西に150キロ(本年末までに128キロの高速道路が開通)、杭州からは北へ68キロ、無錫と南京にはそれぞれ95キロと186キロ。

 開発区を走る高速道が3本、国道が2本あり、鉄道が3本、運河が1本通っている。92年に省クラスとして認可された。企画面積60平方キロ、うち30平方キロが開発された。すでにレンタル標準工場なども完成、電力・上下水道、通信、インターネット網が完成している。

 同開発区には外資企業366社(日系19社)が進出。機電、新材料、生物医薬、ITおよび自動車部品や環境保護設備などの産業が活動している。安価な土地、人件費、山水自然環境に恵まれているなどの特徴がある。中小企業の投資も歓迎している。

 同説明会には呉水霖・市副市長、朱鎖芳・開発区委員会副主任らが出席。鈴木広三・日本シグマックス社長、古川和彦・三井住友銀行杭州支店長が現地状況を説明する。
 問い合わせは国貿促(TEL:03−6740−8261)