2007年11月22日
中国商務部、日本などからの輸入MEKにダンピング「クロ」最終決定
【カテゴリー】:行政/団体(海外)
【関連企業・団体】:東燃化学、丸善石油化学

 中国商務部は11月21日に公告81号を出し、日本・台湾・シンガポール原産の輸入MEK(メチル・エチル・ケトン)のダンピング調査で、ダンピングの事実、被害の事実、両者のあいだに相互関係があるとの最終決定を下したと発表した。

 2006年11月に調査を開始し、本年8月8日にクロの仮決定が出ていた。

 最終的なダンピング税率は以下の通り。( )は仮決定時のもの。

日本
  東燃化学    27.3% (32.3%)
  丸善石油化学  9.6% (9.6%)
  その他     66.4% (66.45%)

台湾企業      25.0% (25.07%)
シンガポール企業  17.0% (17.01%)