| 2007年12月18日 |
| 韓国 LG Chemical、新疆ウイグル自治区でカーバイド法PVC合弁設立 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
(上海発=特約) LG Chemical は、新疆天業集團(Xinjiang Tianye Group)との間で、新疆ウイグル自治区石河子(Shihezi)での塩ビ合弁会社設立の契約を締結した。 同地の豊富な石炭、塩、石灰石を利用して、発電所と、カーバイド、苛性ソーダ、セメントとともに、40万トンのカーバイド法PVCを建設する。 2008年にも建設開始の予定だが、詳細なスケデュールや投資額その他は明らかになっていない。 新疆天業集團は国有の多角化事業グループで、化学品、プラスチック、カーバイド、農業用散水器具、食品、建設など多岐にわたる事業を行っている。 現在、石河子に32万トンのカーバイド法PVCを持ち、更に同地で 20万トンプラント2系列計40万トンを建設中で、2008年央にこれがスタートすると合計能力は 72万トンになる。 今回のJVの完成後の能力は112万トンとなる。 LG Chemical はPVCでは天津に進出しており、天津LG大沽化工でPVC 34万トン、天津LG渤海化工で苛性ソーダ 24万トン、EDC 30万トン、VCM 35万トンを生産している。同社としては初めてカーバイド法PVCに乗り出すこととなる。 |