2001年06月11日
日本ポリウレタン、MDI定修中に微量ガス漏れ
運転再開、予定より若干の遅れも
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:なし

 日本ポリウレタンは11日、南陽工場で10日午後発生したガス漏れ事故について、原因や調査結果を明らかにした。
 事故は10日午後4時15分ごろ、山口県新南陽市の同社南陽工場にあるMDI年産14万トン設備付近で発生した。たまたま定修中で、一部手直し増強を行っていた。工事を終え点検中に配管のつなぎ目から微量のホスゲンを含む液体が漏れ、作業員約50人が目やノドの痛みを訴え救急車で病院に運ばれた。同社によると、「そのうちガスを吸引した可能性のある6人と、自宅へ帰った人を病院へ呼び戻した1人、計7人が48時間経過入院した」という。しかし,いずれも症状は軽く、工場外にも影響は出ていない。
 工場はMDIとTDI両プラントが5月の連休明けから約1ヶ月の予定で定修に入っていた。運転再開は消防検査を終え次第となるが、定修開け予定より若干遅れる見込み。他の設備は正常運転している。
 工場の主な設備と能力は、MDI年産14万トン、TDI同2万5,000トン、ポリエステル同1万トンのほかイソシアネート誘導体4万トンなどとなっている。