| 2008年01月28日 |
| 07年合計の出荷も3樹脂揃って前年を上回る |
| HDPEは国内向けの微減が響いて0.1%増にとどまる |
| 【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:なし |
ポリオレフィン3樹脂の07年の年間総出荷数量は、3樹脂とも前年の実績を上回った。うちPPは3.8%増で、経済産業省の当初の予想を上回る伸びとなっている。しかしLDPEは0.9%増にとどまり、HDPEに至ってはわずか0.1%増でほぼ横並びといえる。 うち国内向けは、PPが2.6%増で引き続き順調な伸びを遂げている。しかしLDPEは0.6%増にすぎず、06年同様に伸び悩んでいる。HDPEは0.5%減でマイナス成長が続いている。 PPの順調な伸びには、自動車部品用を中心とする一般工業用の3%増が大きく寄与した模様。LDPEが伸び悩んだのは、主力のフィルム用が0.8%増にとどまったため。またHDPEの減少は同じく最大消費分野であるフィルム用が2.4%減と不振であったせいと見られる。 一方の輸出は、3樹脂全てが前年を上回った。LDPEは2.9%、HDPEは4.5%、PPは14.3%それぞれ前年を上回っている。LDPEとHDPEの伸びは、アジア地域における市況の改善によるもの。PPの大幅増は、大型増設を控えた最大手がアジア市場の拡大を目的にプレセールに力を入れたことによるものと見られている。 生産も軒並み前年を上回った。ただしラウンドの伸び率はLDPEが1%、HDPEが6%、PPが2%と樹脂間の格差が目立つ。 |