| 2001年06月05日 |
| 北米の天然ガス価格、従来の水準に近づく |
| 原油のスポット相場を下回るレベルに |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
大手商社筋の情報によると、米国の天然ガスの価格がここにきてさらに下降してきた。先月末の平均は、100万BTU当たり4ドルをわずかに割り込んだところまで下がった模様。 米国の天然ガスの価格は長年にわたって同3ドル前後のところにとどまっていた。それが昨年秋口からにわかに上昇傾向をたどり、年末には同10ドルを若干超えるところまで上がった。これは、原油の高騰に加えて、天然ガスがクリーンエネルギーとして改めて注目され始めたことによって急速に需給がタイト化してきたことによるものであり、このため米国全体の石油化学企業の多くが安定操業に支障をきたす事態となった。 しかしその後は、ディーラー筋や投機筋の思惑買いが次第に姿をひそめだしたことから下降線を描くようになり、そして先月末の時点ではついに4ドルを割り込むに至ったもの。 エチレンセンター筋の中には、このレベルは原油価格で言えば1バレル当たり22から25ドル幅に相当すると見る向きが多い。 |