2008年02月18日
三菱ケミカルホールHD、日本ポリエチレンを連結子会社化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:日本ポリケム、三菱化学、三菱ケミカルホールディングス

 三菱ケミカルホールディングスは18日、日本ポリケム(JPC=三菱化学100%)が、三菱商事プラスチック(MPC)の保有する日本ポリエチレン(JPE)株式8%を3月4日付で取得し、JPEを連結子会社化すると発表した。
 
 JPEは、JPC、日本ポリオレフィン(JPO)、MCPの合弁(出資比率 JPC:50%、JPO:42%、MCP:8%)で2003年9月に設立し、製品・技術のシナジー効果、最適生産体制の追求、販売・物流面での競争力強化など、国内最大のポリエチレンメーカーとして事業展開してきた。
 
 三菱ケミカルHDは、石化事業の中でもポリエチレン事業を中核事業と位置づけ重要視してきたが、さらに同事業を含むポリマー事業全体の連携を強化するため、今回、JPEを連結子会社とすることにした。 石化事業全体の競争力もさらに強化できるとしている。

【JPEの概要】
(1)社名   日本ポリエチレン株式会社
(2)代表者  代表取締役社長 村上永一(むらかみ えいいち)
(3)本店   東京都港区
(4)営業開始  2003年9月1日
(5)資本金  75億円 (2007年12月31日現在)
(6)売上高  1,539億円 (2006年12月期)
(7)出資比率 日本ポリケム:58%、日本ポリオレフィン:42%(株式取得以降)
(8)事業内容 ポリエチレン樹脂の製造、販売及び研究開発
(9)従業員数  約650人 (2007年12月31日現在)
(10)生産能力(年産) =低密度ポリエチレン 345千トン 、直鎖状低密度ポリエチレン 363千トン 、高密度ポリエチレン 475千トン
(11)事業拠点= ◇工場:鹿島、川崎、水島、大分 ◇営業拠点:東京、大阪 ◇研究開発センター:川崎

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1203316457.pdf