| 2008年02月21日 |
| ポリオレフィンの出荷、1月も揃って前年超え |
| 国内向けの順調な伸びが輸出の縮小をカバー |
| 【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:なし |
ポリオレフィン3樹脂の1月の総出荷数量は、前月に続いて3樹脂全てが前年同月の実績を上回った。LDPEは6%、HDPEは7%、PPは4%それぞれ前年同月を上回っている。 国内向けも、12月同様に3樹脂が揃って前年同月を上回った。全体に伸び率が高く、LDPEは9%増、HDPEは12%増、PPは6%増となっている。3樹脂が軒並み前年を下回った前年同月とは対照的な姿となっている。 一方の輸出は逆に3樹脂全てが前年を大きく下回った。LDPEは16%、HDPEは23%、PPは11%それぞれ前年を下回っている。3樹脂揃っての前年同月割れは05年6月いらいとなる。 国内向けが全品目前年を上回ったのは、各樹脂の新価格への切り替えに備えての前倒し発注が1月に入ってもなお若干継続したのに加え、三菱化学・鹿島のエチレン第2プラントの火災事故の発生によって先行き供給不安を覚えた需要家が在庫の積み増しに動いたためではないかと見られている。 この結果、LDPEとPPの国内向けは4ヵ月連続の、またHDPEの国内向けは2ヵ月連続の前年同月超えとなった。 輸出が大幅に縮小したのは、原料価格の大幅アップによって輸出の採算を維持できなくなった多くの樹脂メーカーが赤字契約を思い切って見送る行動に出たためと見られる。 |