| 2008年02月28日 |
| 主要化学品の輸出、1月は多くが前年割れ |
| 中国の買い控えと国内の輸出余力の縮小が影響か |
| 【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:なし |
財務省が28日にまとめた1月の輸出通関統計によると、主要化学品のうち多くの品目が前年同月の実績を下回った。 合計25品目のうち前年同月を上回ったのは6品目だけで、全体の76%に相当する19品目が前年同月割れとなった。これだけ多くの品目が前年を割り込むのは極めてめずらしいケース。昨年1年でも前年同月割れの品目が最も多かったのは2月の16品目であった。 この背景について大手商社筋では、最大の輸出先である中国の需要家の多くが在庫を十分に保有しているため日本製品を買い控える傾向を強めていることと、三菱化学・鹿島の第2エチレンプラントの運休と国内需要の拡大によってわが国全体の誘導品の輸出余力が縮小してきたことが大きい分析している。 前年同月を下回った品目の中では、EGの72.9%減、PTAの79.2%減、酢酸の53.0%減、エチレンの43.5%減等が特に目立つ。前年同月を上回ったのはプロピレン、BZ、PX、PH、PP-C、PSの6品目で、この中ではBZの48.1%増とPHの34.7%増が特に目を引く。 主要化学品25品目の1月の輸出通関数量は別表の通り。 【関連ファイル】 主要化学品の08年1月の輸出通関数量 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1204176091.xls |