2008年03月06日
丸紅、インドネシア発電所の改修工事を受注
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:丸紅

 丸紅は6日、インドネシアの国有電力会社PTPLN(Persero)向けに、スララヤ石炭火力発電所の既設ボイラー改修工事を受注したと発表した。丸紅は昨年11月にも同社向けにムアラタワール複合火力発電所の拡張事業を受注しており、インドネシア向け電力案件を連続受注したことになる。
 
 スララヤ石炭火力発電所は、ジャワ島西部に位置する国内最大規模の発電所で、既設のボイラー1号機と2号機の効率を改善し、出力増強を図る。米国Babcock&Wilcox Power(B&W社)から関連機器を導入、完工は2010年9月の予定。
 
 インドネシアでは急激な経済発展に伴う、電力需給のひっ迫に対応するため、ジャワ島内外に大型発電所の建設計画が相次いでいるが、一方では環境問題への関心も高まっている。このため今回のボイラー改修プロジェクトには、環境配慮型設備への転換も含まれている。