2008年03月12日
珠海住化、コンパ設備の倍増設を計画
自動車向けの需要が順調に拡大
【カテゴリー】:経営(海外、原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:住友化学、東洋インキ

 住友化学と東洋インキ製造が共同出資して中国・広東省に設立している「珠海住化複合塑料有限公司」は、珠海市工業区内で操業中のPPコンパウンド設備を年内にも現在の二倍の規模に拡大することになりそう。
 
 現在の設備規模は年産11,000トンだが、華南地区に進出している日系自動車メーカーからの受注量が順調に拡大しているため自社の設備だけでは対応しきれず、現地のPPコンパウンド専門企業に生産の一部を委託している。最近の委託量は年ベースで4,000〜5,000トンに達しているもよう。
 同社では、今後も華南地域の需要は自動車部品向けを中心に順調に伸びていくと判断しており、ついては現地のニーズに機敏に適応していける体制を早急に整える必要があると結論するにいたったようだ。
 
 中国では自動車産業が今後も急拡大していく見通しにあり、その場合は華南地域にとどまらず華北地域にも新たな自動車生産拠点が相次いで建設されることになると見られている。このため珠海住化でも、次の段階では華北地域への進出を目指すことになると見られる。