2008年03月17日
浙江省嘉興市が投資環境説明会、杭州湾大橋が完成 
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 今年5月に「杭州湾大橋」がかかる杭州湾北側の嘉興市では、寧波市まで35キロと投資環境がさらに整備されるため、4月9日午後2時から東京・飯田橋のホテルグランドパレスで日本企業誘致のため同市の投資環境説明会を開く。

 蒋仁歓・副市長をはじめ市の幹部15氏が出席、南湖区も参加する。国際貿易促進協会が協力。入場無料、要登録。問い合わせは国貿促(TEL:03-6740-8271、FAX:03-6740-6160)

 同市への日系企業の投資は07年末までに445件、実投資額7.6億ドルで、全体の11%を占めている。伊藤忠商事、帝人化成、東海ゴム工業、丸紅鉄鋼、神鋼商事、日本電産などが進出した。

 同市の07年のGDPは1,585億元、1人当たりGDP6,200ドル、対外輸出額116.74億ドル、輸入額43.88億ドル。外資の投資は420件、契約ベース34.6億ドル、実際投資16.6億ドルで、累計は5115件、契約ベース171億ドル、実際投資72億ドルとなっている。

 市は2区、3市2県を管轄、面積3,915平方キロ、人口408人で湖州市、杭州市、紹興市、寧波市や江蘇省の蘇州、呉江、無錫の各市に囲まれている。上海、杭州までともに車で90分、上海—杭州間の高速道路(嘉興—上海38分)や京杭運河、国家1類の嘉興港を有している。

 嘉興経済開発区と嘉興工業園区を持ち、自動車部品、精密機械、IT、食品加工、高級紡織などの5大産業を展開している。