2008年03月26日
トクヤマ・中原社長、創立100周年ビジョン「挑戦と変革」
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:なし
中原茂明社長

 10年後の2018年に創立100周年を迎えるトクヤマの中原茂明社長は26日、“挑戦と変革”をキーワードとする「100周年ビジョン」を発表した。
 
 数値目標として、売上高5,000億円以上(07年度見込み3,090億円)、売上高営業利益率15%以上(同11.3%)、海外売上高比率30%以上(同18.5%)を掲げ、この目標を達成するための基本戦略として「戦略的成長事業」の強化を第一にあげた。
 

■ 多結晶シリコン
 半導体用途が安定的に伸びているため、今後生産拠点の拡充を図る。また、太陽電池用途が急成長している。さらに競争力のあるプロセスを確立し、世界トップレベルの地位を維持する。
 
■ 乾式シリカ
 CMP用途が急成長しているため、供給能力の拡大と収益力向上につとめる。また、中国での事業展開が好調で、シリコーン用途が伸びているため、引続き第2期計画の検討に入る。アジア・ナンバーワンの地位を確保する。
 
■ ファインケミカル
 フォトクロ材料の採用が増加中なので、戦略的展開を図る。他社との提携や海外展開の加速も視野に入れ、ニッチ分野における世界ナンバーワンの地位を確立する。

 また、08年度から始まる3カ年の新中計を、100周年を見据えた第1ステップと位置づけ、「攻めるための選択と集中」「生産性向上による競争力強化」を強力に推進する。
 
 数値目標として、最終年度(2010年度)の売上高3,700億円以上、売上高営業利益率12%以上、海外売上比率22%以上に置いた。
 
 中原社長は、“変革”の意味についての質問に「当社はこれまで徳山を中心に経営してきたが、これからはグローバルに、外へ跳び出していかないといけない。そのためには、会社だけでなく、社員の意識も変えていく必要がある。変革という言葉にはその意味も含まれている」と答えた。