2008年04月02日
中国・南京市がソフトウエア産業投資環境説明会
4月22日、東京・品川プリンスで開催
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 中国江蘇省の南京市は4月22日後午2時から、東京・高輪の品川プリンスホテルで日中情報サービス産業懇談会および南京市ソフトウエア産業投資環境説明会を開く。市当局の幹部らが出席する。日本の情報サービス産業協会が共催、在日中国大使館、日中協会、国際貿易促進協会、日中経済協会が後援する。参加無料、要登録。
 問い合わせは日中経済発展センター(TEL:03-5338-8614)

 中国のソフトウエア・情報サービス産業は過去7年間に年率40%以上の成長を示している。このうち輸出は5年間で7.5倍も伸びている。06年のソフトウエア産業の収入は4,800億元(対前年比23%増)で、アウトソーシング請負業は75億元に及ぶ。

 2010年には収入1兆元、請負業100億元を見込んでいる。このアウトソーシングを奨励するため政府は大連、西安、成都、深せん、上海、北京、天津、南京、済南、武漢、杭州の11都市を、アウトソーシング・サービス拠点に認定している。

 コンピュータでIT(情報技術)を利用するソフトウエアは、大学卒頭能労動者の就労拡大が図れるため、他の都市でも積極的に手掛けている。南京市も中国サービスアウトソーシング基地、国家ソフトウエア開発輸出基地の称号イメージアップを目指し、海外企業の誘致に力を入れている。こうした中で日本のソフトウエア産業と情報サービス産業を誘致し「中国ソフトウエア著名都市」の構築を図ろうとしているわけである。