2008年04月04日
Jエナジー、倉敷給油所敷地内でベンゼン検出
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:ジャパンエナジー

 ジャパンエナジーは4日、系列給油所の「JOMO VALUE 5倉敷店(岡山県倉敷市平田640-1=JOMOネット山陽が運営)で、敷地内の土壌・地下水の汚染状況を自主調査したところ、県条例に定めた基準値を上回るベンゼンが検出されたため、県当局に届け出たと発表した。今後、当局の指示を得て適切な対策を講じる。
 
 検出されたベンゼン量は、土壌で0.014〜0.47ミリグラム/L、地下水は0.13〜3.8ミリグラム/Lだった。基準値はいずれも0.01ミリグラム/L。
 
 汚染の原因については、ベンゼンの検出地点が1989年に撤去した、地下タンク設備の埋蔵位置と一致するところから、同設備の撤去以前に漏油が発生していたか、撤去工事の際に漏れ出た可能性が高いと推定している。
 
 同社は、今回の自主調査にあわせて、地下タンクおよび油配管の気密検査を実施したが、これらの設備に異常はなかった。