| 2008年04月08日 |
| ランクセス、中南米ゴム最大手ペトロフレックス社株の約70%を取得 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
ドイツの特殊化学品メーカーのランクセス(LANXESS)は8日、ラテンアメリカで最大手のゴムメーカーであるペトロフレックス社の株式の約70%を取得したと発表した。買収金額は約2億ユーロ。今年4月1日付で株式の譲渡が完了し、ペトロフレックス社は2008年第2四半期からランクセスグループの連結決算対象となる。 ペトロフレックス社の買収は、ランクセスにとって製品ポートフォリオを補完し、世界で最も重要な成長市場のひとつであるブラジルをはじめラテンアメリカ地域で市場リーダーとしてのポジションを強化する。 ペトロフレックス社の新CEOには、ランクセスのヨルグ・シュナイダー氏が就任する。シュナイダー氏は、ランクセス・ブラジルの責任者で、現在はゴム薬品ビジネスユニットの上級職を務めている。ペトロフレックス社の経営委員会のメンバーには、ランクセスを代表し、ヨアキム・グルブ(ポリブタジエンゴムビジネスユニット責任者)とマルセロ・レセルダ(ランクセス・ブラジル代表)が新たに就任する。 |