| 2008年04月09日 |
| 海南省にエチレン100万トンセンター FS作業開始 |
| 2010年の完成目指し、省と中国石化 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
海南省は中国石化と2010年末着工を目指す、エチレン年産100万トンクラスの石油化学センター事業計画について共同で作業することに合意した。中国石化は市場と事業化調査、投資計画などを行い、海南省は同センターを建設する洋浦区域の水、電気、ガスなどインフラおよび環境影響調査を担当する。 同石化センター計画はすでに国家発展委員会が事前準備作業に同意しており、中国の第11次5カ年計画の石化センター計画(エチレン年産80万—100万トン、10カ所前後)のひとつとして同委から認められるものとみられる。 洋浦区域には現在、年間800万トン能力の石油精製プラントがあり、これを核に石化計画が展開される。エチレン以降の誘導製品については今後、具体計画が作成される予定である。 中国では今後の石化センターとして、寧波、南京、成都、青島、煙台、唐山、武漢などの建設計画が相次いでいる。 (関連記事) http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=14059 |