2008年04月18日

Rohm and Haas、サウジにアクリル酸のJV設立

【カテゴリー】：海外 【関連企業・団体】：なし

Rohm and Haasは16日、サウジのTasnee and Sahara Olefins (TSOC)との間でJVを設立し、サウジのジュベイルでアクリル酸及びエステルを生産すると発表した。 　設立するのはSaudi Acrylic Monomer Company で、Rohm and Haasが25%、TSOC が75%を出資する。 　サウジのジュベイルにRohm and Haas の技術でアクリル酸（年産25万トン）とエステルを生産する。2011年稼動を目指す。 　TSOCはサウジの私企業のTasnee Petrochemical とSahara Petrochemical のJVで、Basell（現 LyondellBasell ）とのJVのSaudi Ethylene & Polyethylene Company （SEPC)を設立している。（Basell 25%、TSOC 75%） 　ジュベイルにエチレン100万トン、プロピレン285千トン、HDPE 400千トン、LDPE 400千トンのプラントを建設中で、本年稼動の予定。 　なお、Tasnee Petrochemical とSahara Petrochemical はそれぞれ別個に、BasellとのJVでプロパン脱水素によるPPプラントを建設中である。