2008年04月22日
江蘇省呉江市が中国自動車市場への攻略セミナー
5月21日に品川プリンスホテルで開催
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 江蘇省呉江市が5月21日午後3時から東京の品川プリンスホテル・メインタワーで「今後の中国自動車および関連マーケット攻略セミナー」を開催する。

 同市は太湖の東側、長江デルタの中心に位置し、93年から電子情報の産業基地として発展、最近は自動車部品に力を入れている。参加無料、要登録。定員80名。
 問い合わせは国際貿易促進協会(TEL:03-6740-8271、FAX:03-6740-6160)

 上海を中心とする長江デルタは中国で最も自動車、家電などの産業が活況を見せている地域。また、07年に879万台の販売を記録、米国に次ぐ世界第2位の自動車販売国となった中国の中で最大の販売市場でもある。

 同市はこの市場環境を生かし、さらなる発展を目指して自動車と関連産業に重点置いている。今回のセミナーでは、広田鉱一・日工会自動車産業グローバル化委員会委員長(青山大兼任講師)が「中国長江デルタ自動車市場の開拓事業について」講演。

 次いで張静・呉江市招商局副部長が「長江デルタ地域への海外企業の進出事例」について講演、日系企業の経験例を紹介する。同市は千葉市と友好関係を結び、「日本千葉工業団地」(第1期3万平方キロ)を設置している。

 市の総面積は1176平方キロ、人口約100万人。産業基地としては面積80平方キロの呉江経済開発区を運営している。日系では日立、NECトーキン、古河電工、マブチモーター、フジクラ、ミツミ電機、信越ポリマー、アシックス、日本航空電子など50社を超えている。
同セミナーは市と新華通信ネットジャパン、CMECJAPANの共催。国貿促が協力、日本自動車部品工業会、日本工作機工業会、三井住友銀行などが後援している。