2008年05月09日
プラ製容器包装の07年度の回収は前年の5.9%増
7年連続の前年超だが年初の予想には及ばず
【カテゴリー】:環境/安全(行政/団体、原料/樹脂/化成品、実績/統計)
【関連企業・団体】:日本容器包装リサイクル協会

 日本容器包装リサイクル協会が容器包装リサイクル法に沿って07年度(07年4月〜08年3月)中に全国の市町村から引き取った家庭系プラスチック製容器包装の総数量は581,340トンとなった。前年度の実績を5.9%上回っている。マイナス成長が続くPETボトルとは対照的に、7年連続の前年超えとなっている。
 
 月別の実績は、昨年4月から今年3月までの12ヵ月全てが前年同月を上回っている。ただし、同協会が当初に予想していた年間総引き取り量は前年比14.9%増の63,0466トンであったので、これに対する充足率は92.2%ということになる。
 
 総引き取り量581,340トンのうち、580,475トンは食品用の白色発泡スチロール製を除く製品(その他プラスチック製容器包装)で占められている。この場合の伸び率も5.9%となっている。当初の予想に対する達成率も同じく92.2%にとどまっている。
 残る865トンが同トレーで、同トレーの場合は前年比がその他プラと逆に4.1%の減少となっている。