2008年05月19日
Jエナジー、石油学会「論文賞」と「野口記念奨励賞」受賞
【カテゴリー】:新製品/新技術(ファインケミカル)
【関連企業・団体】:ジャパンエナジー

 ジャパンエナジーは19日、同社の研究員が社団法人石油学会から平成19年度石油学会「論文賞」と「野口記念奨励賞」を受賞したと発表した。
 
<論文賞>
(1)テーマ :原料油中の微量窒素化合物が水素化分解触媒性能に及ぼす影響
(2)受賞者 :小林学、十河清二、石田勝昭(研究員3氏の共同研究)
(3)受賞理由:水素化分解プロセスで使用する触媒の性能に関して、窒素化合物が与える影響度合いを詳細に検討し、窒素化合物の濃度に最適値が存在することを報告した。

<野口記念奨励賞>
(1)テーマ :ジルコニア系固体酸触媒を用いたエステル交換反応によるバイオディーゼル製造法の研究
(2)受賞者 :古田智史(研究員)
(3)受賞理由:タングステン酸ジルコニア触媒を用いた反応プロセスによるバイオディーゼル燃料の一つとして注目される脂肪酸モノエステルの大量生産の可能性を提案した。