2008年05月30日
主要化学品の輸出不振が続く
4月も25品目中の20品目が前年割れ
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:なし

 主要化学品の輸出の不振が長期化の様相を示し始めた。4月も合計25品目の化学品のうち20品目が前年同月の実績を下回るかたちとなった。
 
 これで、過半の品目数の前年同月割れは昨年12月以降5ヶ月連続となった。今年1〜4月の累計も、25品目のうち19品目が前年同期を下回っている。昨年1〜4月は20品目の中で前年同期を下回った品目は10品目で、15品目が前年同期を上回った。今年は単月ベースでも中期ベースでも昨年とは大きく異なる様相となっているわけ。
 
 この背景としては、三菱化学・鹿島の事故による輸出余力の大幅な縮小、主要輸出先の中国の買い控え、アジアの化学製品価格の伸び悩み、定修・運休プラント数の増加、など多くの要因が挙げられる。

 各品目の4月の輸出通関数量と1〜4月の累計は別表の通り。4月の実績の中では酢酸、AN、エチレン、SM、ACなどの大幅減とVCMならびにMDIの大幅増が目を引く。

【関連ファイル】
主要化学品の08年4月の輸出通関数量と累計
https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1212133191.xls