2008年06月11日
JCII新会長にDIC・小江紘司社長「重要課題に挑戦」
【カテゴリー】:行政/団体
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挨拶する河内氏(中央左)と小江氏(同右)

 財団法人・化学技術戦略推進機構(JCII)は11日開催した評議員会及び理事会で、河内哲会長(住友化学副社長)の任期満了に伴い、新会長にDIC社長の小江紘司社長を選出した。
 
 河内前会長は記者会見で「当機構は1998年に発足して10年目を迎えたが、この10年の間に社会には大きな変化があり、地球環境や原油・資源をめぐる問題がクローズアップされるようになった。これらの問題の解決には、化学技術が重要な役割を果たすことはいうまでもない」と述べ「そのためには基礎研究の充実、人材の育成、産学連携によるグリーン・サスティナブルの強化などがますます重要になる」と、6項目の提言をまとめた「国際競争力の確保に向けて/フロントランナー時代の今」と題する報告書を提示し、その内容を説明した。
 
 新会長に就任した小江氏は「日本経済には減速傾向が見られてきたが、今後再び成長路線を進んでいくためには、化学産業がフロントランナーとなって未開の技術を切り開いていくことが重要だ。政府も科学技術立国を政策の柱にかかげている。洞爺湖サミットも近い。地球環境問題と経済成長をどう両立させるか、その中で化学産業が果たす役割は当然あると思う。JCIIのこれまでの10年の活動を踏まえて次の10年を議論し、課題に取り組む。化学産業の今後のあるべき姿を描いていきたい」と挨拶した。