2001年05月23日
LGケミカル社、ポリエステルエラストマーに進出
日系企業とPBT合弁も
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:なし

 韓国・LGケミカル社は麗水にある既存のポリブチレンテレフタレート(PBT)工場 (8,000トン/年)を転換し、熱可塑性ポリエステルエラストマーの生産に進出する。同社の現在の生産規模では、より激化しつつあるPBT市場に対応できないため、まもなく工場の転換に踏み切る。
 
 また同社はコンパウンド工場(8万トン/年分)を持ち、PC/ABSアロイ、PC/PBTアロイ等のコンパウンディングを行っている。PBT原料の将来の供給先について同社は「ニートポリマーの生産合弁会社設立に向け、日系企業と交渉を続けている」と話している。 

 機能性ポリマー事業部はスチレン系樹脂、PBT樹脂、ポリアセタル樹脂、PC/ABSアロイ等を中心に事業活動を続けてきたが、収益力強化のため、今後さらに高付加価値の製品に焦点を絞る。
 具体的には熱可塑性ポリエステルエラストマー以外にピックアップした5つの特殊樹脂分野(難燃剤ABS、透明ABS、冷蔵庫用ABS押出しグレード、難燃HIPS、光ファイバ用PBTチューブグレード)について研究、市場開発を推進する。
 
 これらの製品の売上増加を図り、2005年までに同事業部での特殊製品比率を現在の60%から67%にするのが目標だ。