2008年07月11日
三菱ケミカルHD、「地球快適化プロジェクト」設置
【カテゴリー】:経営(環境/安全)
【関連企業・団体】:三菱ケミカルホールディングス

 三菱化学ケミカルホールディングス(MCHC)は11日、地球温暖化問題にグループあげて取り組むため、新たに「地球快適化プロジェクト」を立ち上げると発表した。また、同プロジェクト推進責任者として、CSO(Chief Sustainability Officer持続的企業価値向上推進責任者)に執行役員・経営戦略室長の越智仁氏(兼務)を任命した。

 地球温暖化は先の洞爺湖サミットでも、環境・気候変動問題が主要なテーマの1つとして取り上げられ、中長期的な地球温暖化ガス排出量の削減・抑制が世界レベルの喫緊の課題として、参加した主要排出国の間で認識された。

 MCHCグループは、これまでも事業会社ごとにCO2削減を目的とした設備改良、新製品開発等の施策を実行し、低減に努めてきた。現中計でも持続的企業価値向上の一環として地球温暖化ガス削減への取組みを掲げてきた。しかし今後、世界に貢献し、かつ持続的に成長を続けていくためには、グループ一丸となった取り組が必要として「地球快適化プロジェクト」の設置となった。

<地球快適化プロジェクトの活動方針>

以下の役割を担い、当該プロジェクト内に4 つのワーキング・グループを設置し推進する。
(1)国際社会、産業界への対応
(2)地球温暖化ガス削減への具体的な取組み
(3)6大育成事業などInnovation の推進(Sustainability を考慮した開発推進等)
(4)地球温暖化ガス削減に向けた地球快適化インスティチュート設立及び活動

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1215750274.pdf