2008年07月18日
IT・エレクトロ総合展「CEATEC JAPAN」 9月30日から幕張メッセ
【カテゴリー】:行政/団体(新製品/新技術)
【関連企業・団体】:日立製作所、富士通、経済産業省

 最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2008」が9月30日から10月4日まで、千葉市美浜区の幕張メッセで開かれる。すでにアジア最大の規模となっており、21万人の入場者を見込む。

 情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)、電子情報技術産業協会(JEITA)、コンピュータソフトウエア協会(CSAJ)の共催で、今年は9回目。出展は538社・団体、2,932小間(うち海外15カ国・地域から165社・団体)。

 テーマは「人をつなぐ」、「技術をつなぐ」、「次世代につなぐ」をキーワードに、3年目の「デジタルコンバージェンス、新たなるステージへ」。09年は10回目なので新テーマとする予定。

 人をつなぐステージでは、Next Generation Networkや高速電力線通信、家庭LANを用いたAV機器やパソコン、情報家電を相互に接続するDigital Living Network Allianceなどの様々なネットワーク規格の最前線が紹介される。

 また、Japan国際コンテンツフェステバル2008(略称:コフィスタ、映像産業振興機構が運営)として、昨年に続きライフコンテンツフロンテアを実施する。さらに特別展示でデジタルコンテンツビジネスパークを展開する。

 技術をつなぐステージでは、市場が広がる自動車産業に向けて、カーエレクトロニクス技術を集約、IT・エレクトロニクス産業との技術、ビジネスの交流の機会を提供するための「オートモティブ・スクエア」を設置する。また全国の自治体と連携して地方産業の振興をはかるため、イノベーションプラザを設ける。

 次世代につなぐステージとして、2011年のデジタル放送完全移行を見据えて、啓発PRする特別展示を行う。また、地球温暖化対策への取り組みとして、「グリーンITパビリオン」を置くほか、表彰企画や学生論文表彰も行なう。

 今回は総務省、経産省、情報通信研究機構、NEDO、JETROなど官庁からの展示も行われる。各界のトップやオピニオンリーダーによるキーノート、ゲストスピーチも数多く予定されている。9月30日には間塚道義・富士通会長、庄山悦彦・日立製作所会長、和田成史・オービックビジネスコンサルタント社長らが講演、10月3日までに18のセッションが予定されている。

 入場無料、事前登録。http://www.ceatec.com
 問い合わせは日本エレクトロニクスショー協会(TEL:03-5402-7603)