2008年07月18日
Jエナジー、倉敷市の系列給油所跡地からベンゼン検出
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:ジャパンエナジー

 ジャパンエナジーは18日、岡山県倉敷市神田2ー1ー34の系列給油所跡地の土壌・地下水から、県条例で定めた基準値を上回るベンゼンおよび鉛が検出されたため、倉敷市に届け出たと発表した。同社は跡地の汚染状況を自主調査して見つけた。
 
 同跡地は、2007年3月に給油所が営業を廃止しいらい遊休地として管理されている。Jエナジーは敷地内の15ー16地点を対象に調査した。その結果、以下の通り結果が出た。
 
 <ベンゼン>
 土壌中からは調査した15地点のうちの1地点(基準値超過測定値:0.028ミリグラム/1リットル)、地下水からは16地点中の1地点(0.078ミリグラム/同)から検出された。
 
 <鉛>
 地下水16地点からは検出されず、土壌15地点のうちの1地点(0.030ミリグラム/リットル)から見つかった。
 
 いずれも基準値は0.01ミリグラム/リットル。敷地境界付近では基準値を超過するものはなかったため、汚染範囲は給油所敷地内に限定されていると同社では見ている。
 
 同社は今後、行政当局の指示に従い適切な対策を講じていくとしている。