| 2008年07月28日 |
| 「化学工業の設備投資、引続き増加見込み」経産省調査 |
| 08年度投資額 19.4%増の7,489億円、「環境関連に積極的姿勢」 |
| 【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:なし |
経産省は28日、「2008年度の民間設備投資計画は、全産業ベースで対前年度比9.2%増と、6年連続の前年度比プラスとなる見込みだ」とする、設備投資動向に関する調査結果を発表した。全産業の伸び率の内訳は製造業11.8%、非製造業5.8%(除く電気▲3.3%)だった。 製造業(12業種)では、紙・パルプ製造業以外の業種が前年度比増加し、とくに一般機械、電子機械、化学工業の伸びが大きく、全体の増加に寄与した。 化学工業(企業数104社=医薬品を除く)の07年度の設備投資実績見込額は6,270億円、これに対して08年度計画額は7,449億円で、増加率は19.4%で「とくに環境関連投資に積極的な姿勢が見られる」としている。 「化学工業(医薬品を除く)」に関する調査結果の概要は次の通り。 【生産・設備投資】 石油化学基礎製品・誘導品については、国内ではプラントの新増設計画はほとんど予定されていないが、アジア地域では需要が旺盛な芳香族製品の製造プラント建設が計画されている。機能性化学品は、液晶・半導体関連部材の旺盛な需要に対応するため、引き続き国内外で積極的な設備拡大投資が見られる。 【企業収益と今後の見通し】 主要化学企業の決算は、概況としては石油化学基礎製品・誘導品事業では原油・原材料価格高騰の影響により、売上高は増加したが、価格是正が追いつかず減益に転じている。機能性化学品事業は全体としては増収増益となっているが、市場環境の変化や価格競争の影響により、収益状況にバラツキが見られる。今後は、石油化学製品、機能性化学品とも利益幅の縮小が見込まれる。 【設備投資動向】 08年度は前年度比19.4%増の7,489億円となる見通し。石油化学は減少するものの、全体では引続き増加。投資目的別構成比に大きな変化は見られないが、環境関連投資に積極的な姿勢が見られている。 【関連ファイル】 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1217227309.tif |