2001年05月21日
サウジのナフサのプレミアム、今年下期も高止まり
日本企業の中には強く反発する向きも
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 わが国の石油化学企業や大手商社などがサウジアラビアのアラムコから輸入する石油化学用ナフサの今年下期(7~12月)分のプレミアム価格が先週末に決定した。韓国の石化メーカーやトレーダーが輸入するナフサについても同時に決まった。
 それによると、最も人気の高い軽質NGL(A-180)の場合はトン当たり17ドル、ラビ産のフルレンジナフサは同14ドル、ジュベール産の同じくフルレンジナフサは同13ドルとなった。いずれも、スポットナフサ価格のうちの「C&Fジャパン」の中値からフレートを引いた価格に上乗せされるもの。今年上期に比べるとA-180は2ドル安、他は据え置きである。
 この決定に対して、日本の商社や石化企業の中には、そのまま受け入れて従来通りの数量をサウジから引き取るところもある反面、全体に高止まりとなったことに強い反発を示す向きも少なくない。これは、ナフサの相場がかつての高水準から脱却する傾向にあることからいえば、A-180のプレミアムはもっと引き下げられてしかるべきであり、フルレンジナフサも圧縮されて当然との考えによるもの。
 このため、今月末に予定されている下期の契約更改の際にサウジからの引き取り数量の縮小を申し入れることを検討し始めたところもある。