| 2008年08月22日 |
| ベトナム最大の石化コンプレックス、来月建設工事開始 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
ペトロベトナムは20日、ベトナム最大の石化コンプレックスの9月着工を首相が承認したと発表した。 タイのSiamグループとベトナム側のJVのLong Son Petrochemical で、Ba Ria-Vung Tau省に37.7億ドルを投じて建設する。 SiamグループでPVC事業を行うTPCと、TPCの子会社でベトナムでPVC事業を行うVina SCG Chemicalsが合計で71%を出資、残りをペトロベトナムとベトナムケミカル(Vinachem)が出資する。 報道によると、製品はPEとPP(合計145万トン)、VCM(73万トン)ほかで、2013年第2四半期の完成を目指す。 ベトナムには2つのPVCメーカー(TPC Vina Plastic & Chemical と Phu My Plastics & Chemicals)があるが、VCMは輸入している。 前者は三井化学、三井物産とTPC及びベトナム側2社のJVであったが、三井2社が撤退し、TPCが肩代わりした。 |