2008年09月04日
セントラル硝子、ソーダ灰・板ガラス製品値上げ
【カテゴリー】:市況
【関連企業・団体】:セントラル硝子

 セントラル硝子は4日、ソーダ灰の販売価格を10月1日出荷分から1トン当たり10,000円以上、さらに09年1月1日出荷分から同5,000円以上引き上げると発表した。
 
 重油価格の急騰に伴う燃料コストの上昇および石炭価格上昇によるコークスの高騰などに加えて、物流費負担がこのところ上昇している。また、09年1月1日から主原料である原塩価格の大幅値上げが必至となっており、事業収支はますます厳しくなるとしている。
 
 同社はまた、主に建築用に使用される板ガラス・鏡及び複層ガラス・合わせガラス等の加工ガラスについても、9月22日出荷分から販売価格を15%以上引き上げる。

 同社は今年2月に建築用板ガラス製品を値上げしたが、重油や原燃材料価格、物流費はその後も上昇しているため、再度製品価格に転嫁する。