2008年09月09日
三菱レイヨン、シンガポール・ルーサイトのMMAモノマー引取へ
【カテゴリー】:経営(海外)
【関連企業・団体】:三菱レイヨン

 三菱レイヨンは、英・ルーサイトインターナショナル社がシンガポールにMMA年産12万トン設備(アルファ法)を完成し試運転を開始したため、製品の引取り準備に入った。

 ルーサイト社とは2005年6月、MMA事業をめぐって投資を分担し、北米(テキサス州)とアジア(シンガポール)に合わせて年産26万トンのMMAモノマー新プラントを建設、相互に製品を供給する契約を交わしている。
 
 これに基づき、ルーサイト社からMMAモノマーの引取りを行なうもので、最終的には設備規模の半分の年間6万トンを引き取ることにしている。また、米・テキサス州には予定通り09年末完工、10年商業生産入りを目標に、MMA及びMAA(メタクリル酸)年産14万トン設備(C4法)を建設する方針である。

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