| 2008年09月18日 |
| 上海華誼集団、安徽省で大規模石炭化学計画 |
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(上海発=特約) 上海華誼集団公司は南京から約100kmの安徽省無為市( Wuwei )で大規模石炭化学プロジェクトを計画している。 同集団は最終的に48億ドルを無為市に投入する。 3期に分けて、メタノール年産240万トンと、メタノールからのプロピレン(MTP)50万トン、石炭ベースのファインケミカルのプラントを建設し、同地を石炭化学をベースにした循環経済のモデル基地にする。 計画では、第1期では8億ドルを投じ、年産60万トンのメタノール、50万トンの酢酸、30万トンの酢酸エチルを建設する。 本年末に建設を開始、2011年までの完成を目指す。 第2期では3億ドルを投じて、年産10万トンの無水酢酸、15万トンのブタノール/オクタノールを加える。 第3期では、37億ドルを投じて、年産180万トンのメタノール、50万トンのプロピレン(MTP)、60万トンのMEG、12万トンのアクリル酸、18万トンの過酸化水素、40万トンのPVCプラント等を建設する。 米国の大気ガス、プロセスガス、特殊ガスの大手サプライヤーである Praxair の中国子会社は9月8日、安徽華誼との間で、酸素の長期供給契約を締結した。 1系列ではアジア最大の空気分離プラントを建設し、2011年初めの完成後、3000トン/日の酸素を無為市の華誼の石炭化学計画に供給する。 |