2008年09月25日
ペトロチャイナ、寧夏で新製油所とPPプラント建設
【カテゴリー】:海外
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(上海発=特約)

ペトロチャイナ子会社の寧夏煉油化工は9月21日、寧夏回族自治区の銀川で新しい製油所とPPプラントの建設を開始した。

総投資額12億ドルで、蒸留装置500万トン、接触分解装置260万トン、連続改質装置90万トンの製油所と、年産10万トンのPPプラントを建設する。
2010年末にスタートする予定。

原油はペトロチャイナの長慶油田から供給を受ける。プロピレンは自給。

ペトロチャイナによれば、寧夏計画は同社にとって中国の11期5ヵ年計画(2006-11)の期間の重要計画。

現在の寧夏煉油化工の能力は製油所が225万トン、PPが3万トン。
今回の計画が完成すれば、製油所能力は725万トン、PPが13万トンとなる。