2008年10月10日
電子レンジ対応型の透明PET容器
ダイヤフーズが開発、サンプル配布を開始
【カテゴリー】:新製品/新技術(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:なし

 プラスチック製食品容器の中堅企業であるダイヤフーズはこのほど電子レンジ対応が可能なPET製食品容器を開発、大手スーパー等の量販店を対象にサンプル配布を開始した。

 今回同社が開発したのは、優れた透明性を維持しながらなお150℃の加熱に耐え得る点を大きな強みとするもの。同社によると、既存のPET容器は透明性が優れる反面、耐熱性が60℃ていどと低いのが欠点で、このため電子レンジでの使用が不可能であった。中には220℃もの耐熱性を持つものも一部存在するが、特殊な添加剤を配合しているため透明性が完全に損なわれいいるという。

 同社の開発製品は透明性と耐熱性という相反する性質を併せ持つ点が大きな特徴で、加えてA-PETの2倍のガスバリア性も発揮すると同社では説明している。
 現在同社では、鹿児島工場内に月産40万枚(1枚は200ミリメートル角)能力の設備による製品で市場を開拓中。09年春には同200万枚の量産体制を整えて本格企業化に踏み切る考え。