2008年10月14日
デュポン、自動車修理工場の水性塗料化でVOC排出量を大幅削減
年間1,400万ポンド分の排出削減を達成
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:デュポン

 米国デュポンは10月13日(米国時間)、世界30カ国以上にある数万カ所の自動車補修工場が従来の溶剤系塗料の代わりにデュポンの水性塗料に切り替えた結果、揮発性有機化合物(VOC)及び有害性大気汚染物質(HAP)合わせて年間1,400万ポンド(6,350トン)の排出量が削減されたと発表した。

 溶剤系塗料は、乾燥、硬化して塗膜を形成する際に揮発性有機化合物(VOC)などの物質を排出する。VOCは、地表にオゾンやスモッグを発生させる物質の一つで、自動車修理工場で使用される塗料の標準的な使用量に基づきデュポンの研究部門が試算したところ、水性塗料に切り替えることで、VOC排出量をほぼ1,000万ポンド(4,536トン)削減できることが分かった。
 
 また、有害性大気汚染物質(HAP)も400万ポンド(1,814トン)以上の排出削減が可能となる。米国議会では、これまでに188以上のHAPについて、特定の状況下で人の健康や環境に悪影響をもたらし得る可能性を確認してきた。

 「水性塗料に切り替えた修理工場の割合がもっとも大きい地域はヨーロッパだ。環境規制によって、こうした製品に対する要求があった」とデュポン リフィニッシュシステムズ副社長兼ゼネラルマネージャーのジョン・G・マックール氏は語った。また「水性塗料への移行は、今後も規制の施行に伴い、カリフォルニア州、カナダ、韓国、香港およびその他の地域で大幅に増加すると予想される」としている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1223968881.doc