2008年10月15日
キヤノン、液晶プロジェクターの新製品を開発
12月上旬に発売、月産300台を計画
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:キヤノン

 キヤノンは、自社開発の反射型液晶パネルを搭載して高精細な映像投写を実現した液晶プロジェクターの新製品を「キヤノンパワープロジェクターWUX10」の製品名で12月上旬に発売すると14日発表した。
 
 価格は150万円。月間300台の生産を計画している。同社では、同製品の主な特徴として(1)1,9020×1,200画素に対応したパネルとしては世界最小の自社開発パネルを搭載していること(2)3,200lm、1000:1の高輝度・高コントラストを両立させた投写が可能となっていること(3)厳選されたガラス材料や最適なレンズ配置によって歪みのない映像を実現する1.5倍電動ズームレンズを装備していること(4)レンズの光軸と投写映像の下端の高さが一致する10:0レンズシフト方式の採用でスムーズな設置が可能なこと--等を挙げている。