| 2008年10月16日 |
| 河北省唐山市が新区の投資環境説明会、11月11日・東京 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
河北省唐山市は11月11日午後3時から東京・新橋の第一ホテルで、国家巨大プロジェクトである「2008唐山市及び曹妃●新区の投資環境説明会」を開く。趙勇・河北省常務委員、姚自敏・曹妃甸工業区主任、宇山・市副市長ら幹部40人が出席する。 参加無料、要登録。問い合わせは国際貿易促進協会:TEL03-6740-8271 唐山市としては日本の企業に市の投資環境や優遇政策を説明、参加を求めたいとしている。市は2006年から始まった中国の第11次5カ年計画で、曹妃●新区にはすでに首都京唐鋼鉄の粗鋼年産2,000万トン設備を完成させている。 引き続き原油処理能力年1,500万トン、エチレン年産100万トンの石油化学センター、1,700万トンの石油タンク、年660万キロワットの火力発電所、年間取扱1億トンの大型埠頭などの建設を進めている。この計画で日系企業など外資を誘致したい考えだ。 市は北京から約154キロ、天津から約108キロの距離にあり、面積1万3,472平方キロ、人口725万人(都市人口300万人)。建設中の高速道路が完成すると北京・天津と30分で結ばれ、4,000万人の大都市圏になるという。 市内には鉄鋼、機械、化学、セメント、陶磁器、紡績、製紙、電子通信、車両製造などの産業が集積され、日系ではパナソニック、アイシン精機、神戸製鋼所、関東精密機械などが活躍している。 市では管理職・技術者、技能工など作業者が優秀で、定着率が99%と高く、日本語のわかる人材が多い。しかも人件費が全国平均より低く、唐山に進出した企業はすべて成功している。市のサポート体制もしっかりしていると強調している。 また、電力や水が豊富であり、さらに巨大な冀東南堡油田が市内で発見され、今後に期待できる。上海の浦東新区や深せんを上回るプロジェクトであるとして、積極的な参加を呼び掛けている。 注:●は「句」の中の口が「田」 |