| 2008年10月31日 |
| 積極攻勢の台湾FPD(平面ディスプレイ)産業 |
| 横浜の展示会で世界トップを強調、デジタル看板も |
| 【カテゴリー】:新製品/新技術(海外) 【関連企業・団体】:なし |
台湾の貿易振興団体であるTAITRA(中華民国対外貿易発展協会)や台湾貿易センターは、29日から31日までパシフィコ横浜で開催中の「FPDインターナショナル2008」に出展、これに前後して台湾FPD産業に関する発表会を行うなど積極的な市場展開をアピールした。 台湾のTFT-LCD(薄膜液晶ディスプレイ)産業は、07年の生産額が391億7,000万ドル(1兆2,850台湾元、対前年比35%増))と世界のトップに躍り出た。08年は443万ドル(対前年比13.2%増)と予想されている。韓国を上回る勢いだ。 8.5世代の工場を次々と立ち上げ、10世代以降の工場建設にも取り組んでいる。成長の要因はディスプレイ産業の集中化。タッチパネルや曲がるデジタルディスプレイ、電子ペーパー、デジタル看板などの新分野でも先行している。 葉明水・TAITRA副秘書長が司会した発表会では、最大メーカーのAUOの彭双浪専務が16.9型液晶製品の展望やTV、OAと小型・中型ディスプレイ応用品の流れについて解説した。 また、Foxcoonの王健二専務は小型・中型ディスプレイのマーケットチャンスを語った。 曲がるデジタルディスプレイ技術で台湾を代表するPrime View Internasionalの伝幼社長は電子ペーパーの今後を展望、電子製品のエコ概念に沿っておりソニーやアマゾンに供給していると語った。 抵抗膜式タッチパネルの代表メーカーであるJTOUCHの葉裕洲会長は「小型・中型モバイル機器に限らず、NBやモニター、LCDテレビ、デジタル信号などの分野にも応用できる」との見通しを明らかにした。 台湾のタッチパネル産業は歴史があり、すでに東アジアで成功を収めている。アップル社がiPhoneを今年、発表したのをきっかけに再び注目を集めているほか、HPやASUS,ACERもノートパソコンへの採用計画を持っている。 デジタル看板は大型TFT—LCDの最大のマーケットになる見通し。レストラン、デパート、駅、スーパーマーケットなどがその対象だ。CHIMEIがデジタル看板の現況や今後のビジネスチャンスを明らかにした。 台湾の2大電子メーカーであるAUOとCHIMEIは省エネエコTV、厚さ14ミリの世界最薄42インチTVのディスプレイをそれぞれ出展した。なお、TAITRAは09年6月11〜13日に台北で台湾国際FPD見本市を開催する。 問い合わせは台湾貿易センター東京事務所(TEL:03-3514-4700) |