2008年11月25日
PPフィルムの出荷、10月も前年を下回る
全ての需要分野が3ヵ月連続の前年同月割れに
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:日本ポリプロピレンフィルム工業連合会

 日本ポリプロピレンフィルム工業連合会が25日に集計したところによると、OPP(PP延伸フィルム)もCPP(PP無延伸フィルム)もともに10月の出荷数量が前年同月の実績を下回った。
 OPPの総出荷量は21,207トンで前年同月を16.0%下回っており、CPPの総出荷量は13,727トンで前年同月比10.3%減となっている。主力の食品包装用をはじめ、繊維・雑貨用や工業用など全てが前年を割り込んでいる。この結果、OPPもCPPも3ヵ月連続の前年同月割れとなった。

 ただし、1月から10月までの累計はともにわずかながら前年同期を上回っている。OPPは208,663トンで前年同期比が1.8%増、CPPは133,911トンで同1.0%増となっている。ともに1月から7月まで間、食品包装用の出荷が順調に推移したことによるもの。しかし8月以降は不振が続いており、早期回復の可能性も少ないというのが関係者に共通した見方となっている。このままいくと今年の総出荷数量はOPPが2年連続の、またCPPが3年振りのマイナス成長となる公算が濃厚だ。