2008年11月27日
ChemChina子会社昊華、吉林でソーダ/塩ビの生産開始
【カテゴリー】:海外
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(上海発=特約)

ChemChina子会社の昊華はこのほど、吉林省四平でカセイソーダ及びカーバイド法塩ビの生産を開始した。
四平昊華化工が191百万ドルを投じたもので、イオン交換膜法のカセイソーダが年産20万トン、PVCが20万トンで、他に100万トンのカーバイドスラグのセメントを生産する。

2007年6月に建設を開始し、本年10月に生産を開始、11月初めにオンスペックとなった。


同社は既に8万トン能力のPVCプラントを持っており、今回の完成で合計能力を28万トンとし、東北部での最大のメーカーとなった。

中国の2007年末のPVCの能力は1,474万トンに達しているが、そのうち、カーバイド法は77%の1,132百万トン、エチレン法は342万トンとなっている。

参考
2006年末の能力は1,284万トン、2006年の生産量は824万トン。 2007年の生産量は972万トン。